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October 29 デイルタイきのう買った本:
ヰルヘルム・デイルタイ 『體驗と文學』 (服部正己訳、第一書房 昭和10年)
初版本で700円。田村書店。神田古本まつりで掘り出しました。
「昭和七年の夏から譯者は保田與重郎の慫慂に従つてこの書の
ヘルデルリーンの項を雑誌『コギト』のために譯し始めた。」
同書 「巻末に」 より
October 27 神秘の 「ともあれ、それがモーツァルトの挑戦だったのだ。その挑戦は、聞き入れられなかった。なぜなら、
歴史のその後は、響きと怒りによって、はっきり識別されてしまったからである。みじめな時代に詩
人をやってなんになるだろう、とまもなくヘルダーリンは問いを発し、しかるのちに彼らを、聖なる夜
をさまようディオニュソスの神官たちと比べている。ぼくらに残されているのは、沈黙と、亡命と、奸
策だけだ、とやがてジョイスが言うだろう。そして、プラハのカフカの耳には、モーツァルトのめざま
しい滞在の反響など、これっぽっちも伝わっていない。大量虐殺と悪趣味が舞台を占拠する。それ
でもひとは、『コジ・ファン・トゥッテ』を、あるいは『魔笛』を演じざるをえないのだ。」
堀江敏幸 訳、フィリップ・ソレルス 『神秘のモーツァルト』 より
October 20 パックが好き!日曜日にN響アワーをみていたら、準・メルクルの指揮でメンデルスゾーンの 『真夏の夜の夢』 をやっていました。朗読つき。それではじめて知ったのだけれど、『真夏の夜の夢』 って、アテネが舞台だったのですね・・・ずうっと、アイルランドかそこらへんだと思い込んでいました。妖精の住む森→ケルト。というふうに勝手に考えていたようです。それにしても昔はアテネにも森があったってホントかな。ともあれ、僕は妖精のパックがとても好き!
October 19 匪賊ひょんなことから、ホブズボームの 『匪賊の社会史 ― ロビン・フッドからガン・マンまで』 をぱらぱらとめくっていたら、やっぱりちゃんとシラーの 『群盗』 にも言及されていた。ドイツの強盗団などについて語るベンヤミンという視角からこの本に言及している記事をみつけたので、リンク。
October 15 技術への問いハイデッガー 『技術への問い』 (平凡社)への書評が、紀伊国屋の書評空間に出ていたので、リンク。
また、ドイツはライプツィッヒで教鞭をとる小林敏明が、中野重治、夏目漱石、中上健次などを論じた 『父と子の思想―日本の近代を読み解く』 (ちくま新書)への書評も出ています。
October 13 ヘルタ・ミュラー更新がだいぶ空いてしまいました。
さて、ノーベル文学賞を受賞したヘルタ・ミュラーについて伝えるニュース映像です。ドイツ人女性としては初めての受賞だそうです。動画のおわりのほうでは、祝辞をのべるギュンター・グラスも出てきています。
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